まず、幾つかのSEO対策プランを検討するでしょう。
ここでしっかり考えて欲しいことは、課金形態です。
まず、大きく別けて2種類のプランがあります。
『固定課金型』(固定プラン)
『成果報酬型』(非固定プラン)
ここには大きな違いがあります。
多くの利用者は、成果報酬型を好んで選ぶでしょう。
何故ならば、お金がかかることを良しとしないからです。
当然、かからないにこしたことはありません。
安ければ安いほど嬉しいものです。
しかし、両者の違いは料金です。
固定型に比べて成果報酬型は高いのです。
何故か?
SEO会社側は成果を達成した時にしか、労力に見合う費用を回収出来ないからです。
一度課金が発生すると、順位が落ちることがない為、ある程度継続的に支払いが発生することになります。
この支払い期間を仮に3ヶ月とします。
大概が6ヶ月契約の半分程度しか回収期間はないでしょう。
つまり、ここに倍の額の金額を設定して回収するのです。
例えば、1ヶ月の支払いを10万円とします。
これが3ヶ月で30万です。ここが倍になってます。
要するに、1ヶ月が5万の6ヶ月で30万の回収といったような計算になるでしょう。
あくまでも成功した際の額ですが、見てわかる通り続けると損をします。
この継続的な利用が起こるとSEO会社は得をするのです。
何故かというと、何もしなくても順位が維持出来ればボロ儲けだからです。
もし私が利用者ならば個人的にはあまり嬉しくはありません
もしも契約が終われば、そこまでに使ったサテライトサイトは回収され、何も残りません。
SEO会社からすると、早期終了でもプラス要素の方が強いです。
利益がでなくても同じです。残るものがあります。
逆に、上がらないと判断されれば放置され何も対策がされません。
やはり、SEO会社は途中で諦めても残るものがあるのです。
対策契約をしたクライアント側は機会的損失を受けるでしょう。
そういった背景が分かってしまうと、『固定費の良さ』が理解できるのです。
まず、固定プランは支払った額に対してそれだけの事をしてもらえるイメージを作りましょう。
ここで重要なことは、『やらないで放置する』ことです。
固定ではそれは許されません。
『やれよ!』と言えるのです。
最終的にサテライトサイトは残らないとしても、商品を買っている状態なのですから。
しかし、SEO対策にはその実際のサテライトサイトを確認するすべはありません。
ですのでそこは、ウェブマスターツールを見て、日々の被リンク数の確認をすればいいだけです。
SEO対策を契約した時間の分だけ、結果は確認することができます。
まぁ、固定も成果報酬もそれらの被リンク確認を徹底すれば、『SEO会社側の動向』を知ることはできるので、同じといえば同じです。
しかし、「やってます」「ウェブ上で認識されていないだけです」など、言い訳をされるのは、成果報酬特有です。
これに頭を抱えるウェブ担当者が後を経たないのが現状です。
まとめ
大きく別けて2点あります。
『放置されず言い訳を作らせない』
『確認を徹底する』
『商品を納入させる意識を徹底する』
これらが非常に重要です。
しかし結局、このようなことを考えていると「サテライトを制作会社に依頼した方が早い」という結論に至るかもしれません。
ただし、サテライト作成の場合サイトの質と実際の労力的に費用は高くつく場合が多いです。
「サーバー代」「ドメイン代」「制作代」「人件費」「制作側の利益」
これだけでも1サイトで2万はかかるでしょう。
長期対策を考えるのならば、制作して財産にした方が得とは言えます。