ブロクSEOは非常に大切なことが幾つかあります。
これは、ブロク自体のシステムを理解することが求められるからです。
まず、『正規化処理が難しい』ということです。
タグのHTMLベタ打ちの場合、ウェブサイトには、全ての要素を盛り込むことができます。
しかし、ブロクでは個々のページに対して、ヘッダーの細かいタグを入れることはできません。
変更できる自由な箇所は、タイトルとページ説明文くらいになります。
つまり、SEO上のテクニカルなタグを実装不可能であると言えます。
次に、『sitemap.xml』を使用できないケースが多いです。
ブロクという形式上、内部構成がとても厚みを増します。
自然と運営しているだけでもページ数が何倍にも膨れ上がって行きます。
しかし、sitemapが無い為に、優先順位をつけてのクローリングをさせることはできません。
また、サイトページ全てを検索エンジンに伝えることができず、検索エンジンにはサイト上のリンクを、閲覧者と同様に辿らせることしか出来きません。
他には、『Robots.txt』がなければ、サイトコントロールが非常に難しいです。
ブログは書いたり消したりが多いはずです。
この為、インデックスされているページを消したり移したりした際に、出てしまう可能性のあるリンクエラーの対処が出来ません。
サイト構成を変える頻度が高いと予想されるにもかかわらず、SEO上の対処がほぼ不可能と言えます。
エラーによるサイトへの悪影響は、諦めるか自然治癒を待つことしか出来ません。
最後に、『ウェブマスターツール』の設置の有無です。
殆どのブログは導入が可能です。
何故ならば、ウェブマスターツールを使えれば、サイトの一時対処が可能となる為です。
最低限のサイトコントロールを保証したいのか、多くのブロクサービスで設置可能になっています。
以上の点が、利用前に必ず知りたい事柄になります。
これらをまとめると、
無くても良い:『ヘッダータグの自由度』
あれば良い:『ウェブマスターツール利用の有無』
できれば欲しい:『sitemap.xmlの設置や精製』
無い場合が多い :『Robots.txtの有無』
以上のことから、『ウェブマスターツール』と『sitemap.xml』があれば何とかまともにやっていけます。
しかし、この二つは最低限の必要な要素であり、二つのうち一つでも欠けてしまうと問題があると感じます。
ブログは SEOは、記事の組み合わせによる表示も多いので、記事ページのコントロールが最も大切な作業にあるでしょう。
ブロクSEOを意識される時には気にかけてみてはいかがでしょうか。