逆SEOと聞くと、今現在では出来ないと考えている人も多いのではないでしょうか。
昨今では、低品質なリンクからの評価は無効として扱われていると言われています。
これはペンギンアップデート4.0というものです。
ペンギン4.0によって直接的な逆SEOは出来なくなったと言っても良いでしょう。
ですが、アップデートの効果で直接的な効果はなくなっても、リンクの効果によってサイトの評価を落とすこと自体は今も健在です。
これは、明らかに悪質なリンクの類は評価をされず無視されるというだけであって、微量でも評価されていた既存のリンクの扱い次第では、逆SEOが可能であると考えられるからです。
今の逆SEOで期待してはいけないことは、効果的に順位を落とすことは出来ないとということです。
当記事を閲覧している方もそのような期待をして見ていらっしゃるのではないかと思います。
ハッキリと言っておきます。
不可能です。
では、何が可能なのか?
それは、過去のSEOを逆手に取ったやり方です。
例えば、東京を中心としたサービスのコンテンツをもつサイトがあったとします。
仮に、飲食店でラーメン屋だとします。
※すいません。良い例が思いつきませんでした。
このサイトに対して、
「神奈川 ラーメン」
「千葉 ラーメン」
「埼玉 ラーメン」
というテーマの他のサイトからリンクを設置するとします。
この場合は、少なからず何らかの共通点があったり、サイトに対しても悪くない力を与えることができると考えられます。
もちろん、テーマは逸れるので順位が上がっても微々たるものでしょう。リンク量も必要となるはずです。
次が本題です。
「山梨」を使ってみます。
隣県という共通点はありますが、実際はあまり関連性を持たせ難い地域テーマのキーワードです。
さらに、「ラーメン」という直接的なキーワードは使わずに、「飲食店」や「外食」とします。
つまり、「山梨 飲食店」や「山梨 外食」というキーワードを用いたリンクを対象のサイトに対して設置します。
ここで大切なことが2点あります。
1つ目は、
リンクを当てる側のサイトのコンテンツには「ラーメン」の記載はあっても、
それほど深掘りされている関連性の高いコンテンツの記載が存在しないことです。
また、発リンクするサイトのタイトルも同様の条件であると良いでしょう。
2つ目は、
リンクを受ける側の対象のサイトには「山梨」や「飲食店」「外食」を含まないことです。
以上の2点が条件です。
リンクを設置する側のサイトのオーサリティやレーティングが高ければ高いほど良いでしょう。
簡単ですが、これだけです。
つまり、それなりにしっかりと構成されている権威力のありそうな、関連性がありそうでなさそうなレベルのサイトから、テーマが逸れ過ぎないが逸れているアンカーテキストリンクを設置すれば良いわけです。
要するに、通常のSEO外部対策を基本に考えて、頑張ればそこそこ力が加えられると考えられるような低レベルな外部対策を加え続けるのです。
すると、関連性が薄ければ薄いほど、逸れれば逸れるほど対象となるリンクを受ける側のサイトの順位は低下します。
サイト同士の親和性を低くして、検索エンジンに結果的に低品質的という認識をさせて上げるのです。
アップデートの時期や動向によっては、都度結果に違いは出ると考えられますが、基本的に良いとされる対策から離れれば離れるほど、逆の結果が得られやすいでしょう。
あくまでも個人の体感から得られる推察となりますので、あしからずご理解ください。